震災津波被害もまだ終わってない(2/2)

(精密機器輸送業務とは無関係な記事です)

(つづき)
被災地では、「大切なものを失った場所を、他人が興味本位で見にくる」事を「是非多くの人に見て知って欲しい」という気持ちと「何を見に来た?恥を知れ」と憤る両方の感情があるはず。

いくら被災地の現場をこの目で見る、と言っても仕事でもなく、夏休みに趣味のオートバイで訪れるそれは、被災者から見ればタダの観光な訳であり、後ろめたさがある。

そこで私は「多くの人に見に来て知って欲しい」としている催しに行きました。

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『東日本大震災の記録と津波の災害史』

美術館学芸員が被災現場で撮影した写真や収集した被災物〜「津波の破壊力、火災の激しさなど、物理的な破壊力が一見してわかるもの」「災害によって奪われた日常を象徴する生活用品や、震災以前の日常の記憶を呼び起こすようなもの」~が展示されています。

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館内撮影禁止につき公式HPより

写真や展示物に添えられた文字量が膨大で、現場の多種多様な状況や、人々の様々な感情が想像出来るものになっています。

2年が経って得られた様々な情報や、調査活動から見えてきた課題なども示されているので、是非時間をかけてゆっくりと見る事をお勧めします。(1〜2時間では消化しきれません)
リアス・アーク美術館(宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5)

もう一ヶ所、発災当初から避難の拠点として活躍し、復興への足掛かりを作る為に奮闘して有名になった『南三陸ホテル観洋』

touhoku (15) 宮城県本吉郡南三陸町黒崎99-17

このホテルのスタッフが、志津川地区を約60分かけて案内してくれる『語り部バス』というものがあります。(宿泊者限定・参加費500円)

被災した防災庁舎や魚市場、病院や小学校を、自身も被災したホテルスタッフのガイド付きで巡ります。

現地の方のエスコート付きのこれならば、被災地を土足で踏みにじる様な事にはならないと思い参加しました。(防災庁舎以外ではバスから降りません)

「写真等は自由にたくさん撮って下さい、ただしポーズをとって記念写真とかはやめて下さい。」

生死を分けた避難の話、明暗を分けた2つの学校の話、発災当時の現地の様子、防災庁舎で最後まで避難を呼びかけたのはもう一人いたという話、被災した建造物を早く片付けてしまいたい一方で、撤去すると忘れてしまう事を危惧する気持ちがある事、ボランティアが大挙して訪れた事への感謝の気持ち、未だに運んできたトラックの荷台にトランスを積んだままで稼動する仮設変電所、高台に出来た仮設庁舎、仮設警察署、仮設消防署、仮設住居・・・2年半たっても『仮設』ばかりな事、高台を切り開く造成工事は全然進んでいない事、志津川のタコはアワビを食ってるから美味しいという自慢話・・・仮に知っていた事であっても、その地に立って現地の人から聞くのとは大違い。

まだ行った事の無い方は、これからでも是非訪れて欲しい。出来れば何度も。今もまだ震災は続いていて、そしてこのような場所が沿岸には無数にある。

精密機器輸送のプロフェッショナル、エポックトランスポート株式会社です。
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